血脈桜の咲く頃に
あとがき
最初は新刊もコピー本も出すつもりがなかった虎士耽々のイベント。配置されたスペースの場所を見て、ピコなのにお誕生日席というストレスを感じ、場所柄的に何も出さないのはよろしくないかな~…など思いまして、今回コピー本という形にはなってしまいましたがこちらを出させて頂きました。
新撰組なのに一人足りない!安定いない!…などなど、思った方はいるかもしれませんが、私だって安定も一緒に戦わせたかった!!あんみつ大好きです!!!しかし、そう我儘も言ってられませんでした。虎徹三兄弟をどうしても桜の精と合わせたかったのと、松前城を落としたとされる旧幕府軍の土方歳三の刀である堀川と兼さんも外す事は出来ず、加州と安定のどちらかを外さなければならなかった為、初期刀でもある加州を残し、安定は部隊から外れてもらいました。ああぁ、安定ごめんよ…。(首落ちて死ねって声が聞こえる…)
今回、松前城にある血脈桜の話を元にお話を書いたのは、私が大の桜好きなのと、この血脈桜とそれに纏わるお話が大好きだからです。
関係ないですが、私の家系、遡ると松前城の武士だったりするんですが、詳しい話を聞いたことがない為わかりません。松前城を出て、家と墓を建てる為に全財産を使い果たしたと言う話だけしか聞いてないので、どんな人だったのか、落城される前に城を出たのか、その後なのか、全くの謎です。そんな感じで松前城とは縁がありました。城はがっかりな城だったり、見ると残念な気持ちになります。あまりお勧めはしませんが、春になると桜の名所としては有名なので、桜見るついでに城を見る事をお勧め致します。さて、血脈桜ですが、写真を撮る位置や角度によっては普通の桜なんですが、生え際が本当に歪です。でも、見ると美しいんです。見頃は2回あって、先初めは薄いピンク色の花弁をしていて、後半は紅い花弁になります。その為、松前城には4月と5月の2回行って、桜を見て回りました。しかし、5月は散り際に行くので、見る楽しみと言えば血脈桜ぐらいで…ほとんどの桜は残念な感じだったりします(笑)
松前公園の桜は夫婦桜という桜もあったりで、楽しめますよ!以上、自慢と宣伝でした。